にんげんこうどうのわ!

丹野先生最終講義、送別会レポート   

平成24年2月11日(土)丹野先生の最終講義

 午後3時半、代官町のみち銀交差点を通過する。久しぶりの弘前は大雪のため大渋滞。どうにか4時の講義開始に間に合いそうだ。大学に来たのはいったい何年ぶりかな。人文の入口を入ると正面にエレベーターがあってびっくり。かつて共研があった場所を確認。さすがにない。

 奥の階段を4階へ。おお!会場はほぼ満席。びっしりだ。

「狩猟採集民アカ・ピグミーとマルクスの「商品」論」   プログラム
  1.開会のあいさつ
  2.弘前大学地域社会研究科長あいさつ
  3.最終講義
  4.花束贈呈
  5.閉会のあいさつ
  記念撮影
  ◆発表原稿全文はこちらをクリック

 講義が始まる。丹野先生髪が白くなったけど、昔のままのボツボツという語り口で話し始めた。 略歴、ピグミー調査のお話。話が進み、ピグミーの「価値」の話になる。なるほど。ここから「マルクスおじさん」へつながるわけだな。


丹野先生より発表原稿をご提供頂きました。こちらをクリックしてご覧ください。
発表原稿のPDF版はこちらをクリックして下さい。

 最後に花束贈呈、記念撮影が行われました。

送別会@スコーラム

 送別会はスコーラムでと案内を頂き驚いた。へえ〜スコーラムって今でもあるんだ。もっとしゃれた名前のおしゃれなカフェになっててもいいのに。
 学食の入口から入ると、きれいに改装されているけどかつての面影もある。 「ああ、ここでアイス売りのバイトしてた」「本屋だ。前と同じ場所」「円形のソファーがあったよね。あったー。これだこれだ」と騒ぎながら2階の会場へ。
 立食で送別会が始まりました。二郎先生から人間行動発足当時の貴重なお話。先生方からのご祝辞が続きます。

卒業生からの祝辞では様々なエピソードが披露されました。あちこちに人の輪ができ、にぎやかに和やかに会は進みました。
 最後に丹野先生と記念写真を撮らせて頂き、最新の著書『資本論』「第一章 商品」の解説にサインして頂きました。 (弘大出版会にリンクしてますので、欲しい方はそちらから)

二次会@西弘「しゅう」

 事務局の方が呼んで下さったタクシーに乗って、西弘に向かった。私たちは「しゅう」の場所を知らないけれど、運転手さんは心得たものだ。
 ほんの数分だが、車窓からの景色に大騒ぎする。「おお!はっぱちだ!ちょうちんついているぞ」「バイトしていた○○はあるかな」。車は、スカットランドの向かいあたりに止まった。 「割り勘ね〜」。タクシーを降りて小銭を出していると、あとの3人がダーっと走って行ってしまった。いったい何事!?西弘駅方向だ。 「しゅう」も気になったけど、とりあえず私もダーっと駆け出してみる。
「くみまだ。くみまだ。」元の組合マーケット。今は「COOP」の看板。買い物したなあ〜。西弘駅が「弘前学院大前駅」になっている。なんのことはない、西弘が今どうなっているか見たくて駆け出したようだ。「スカットランド」は昔のままの建物が残っているが、営業はしていない。 数年前に閉店したとか。「ゆうこ」はあるのかな。
 ところで「しゅう」も記憶の底にある。マスターに聞くと西弘にお店を出して30数年だそうだ。現在の場所に移ったのが10数年前。この近所のビルの1階じゃなかったかなあ?。いやそれとも通りの左側だったかな?注文を聞きに来るおにいちゃんも見覚えがあるような気がするけど、いや、まさかね。そりゃあんまりだよね。(そんな年じゃなかろう)
 ほどなくして「しゅう」は満席。丹野先生、二郎先生、重好先生。東洋文化の細谷先生かな。方言学でお世話になった佐藤先生。あまりにたくさんの方がいらしてよくわからないので、二郎先生にお聞きすると「あれは私の弟子や」とか「弘大の先生や。何教えていたかは知らん」とか教えて下さる。本当にたくさんの方が集まられて、楽しく飲んだくれている。
 やっぱり丹野先生のお人柄でしょうね。宴会はにぎやかに、和やかに、いつまでもいつまでも続いたのでした。
 後日、同級生Z氏が「最後の方の記憶がないが、失礼しなかったか」とメールをくれました。全然大丈夫だったよ。たぶん(>_<)。
 事務局の皆さん、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。