にんげんこうどうのわって何?

ワタシの独り言

かわいキャンプ 大槌での活動に行く途中

 大槌町の活動に参加したとき、行く途中の景色に目が釘付けになりました。山の斜面が墓地になっているのですが、 下のほうのお墓はいまもこわれたままです。そして一緒にバスに乗っていた人が教えてくれました。上のほうに新しいお墓が多いだろう。津波で亡くなった方だよ。と。 お寺の建物も流され、避難所になっていたそこにいた方も相当数犠牲になったようですが、人数さえわからないそうです。避難を呼びかけていたお寺の住職さんの息子さんも 亡くなられたそうです。(菜の花プロジェクトを主催されている地元の金山さんからお話を伺いました)
 9月に弘前での丹野先生を囲む会の準備をしていた頃、秋田にいる3期生をメールで誘ったら、「大槌に行くからいけない」と返事がきました。防災が専門だったっけ。 大槌は来年海に近い地域を2mかさ上げして、15mを超える堤防を作る予定だそうです。
 津波にあった住民の方は「それで防げるのだろうか、とにかく逃げることだ」とおっしゃっていました。 復興と一言で言うことは簡単ですが、とてもとても難しい問題です。
2mの盛り土ってものすごいことですよね。この写真は現在の大槌町役場のあたりらしいですが、結構海から離れている地域です。山ひとつなくなるくらいの土の量でしょうか。



かわいキャンプ

 さてここからは、かわいキャンプのことをご紹介したいと思いますが、 いろいろあって、突貫工事で「かわいキャンプ応援隊」というWebサイトを作りました。今日(11/9)のお昼できたばかりです。 かわいキャンプでは、2012年11月現在、ボランティアを募集しております。ボランティアの数がどんどん減ってきています。 「にんげんこうどうのわ」につらなる皆さん。「かわいキャンプ」に行ってみませんか。1日でも2日でもOKです。 詳しくは、下のバナーをクリックして、私の徹夜仕事を見てくださいな。にんげんこうどうのわとデザインはそっくりです(笑)

かわいキャンプ応援隊

「かわいキャンプ」とは?

「かわいキャンプ」は、2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた岩手県沿岸地域(宮古市、山田町、大槌町等)を長期的に支援するために2011年7月6日に盛岡市が立ち上げた支援拠点施設です。旧岩手県立宮古高校川井校(宮古市川井)を利用して、沿岸で活動されるボランティアの宿泊(無料)の受け入れ、現地へのボランティアの派遣も行っております。何か現地でお手伝いができないかと考えている方、ぜひお問い合わせください。1年8か月たった今も、ニーズはまだなくなっていません、宿泊しての長期活動も、週末だけの活動も、日帰りでの活動参加も可能です。
※詳細はかわいキャンプホームページをご覧ください。