りんごの涙とヒロサキアーツポリネーション

11期生福原さんからメール頂きました。ありがとうございます。

1991年(平成3年)の台風19号いわゆるりんご台風の際、重好先生と人間行動の学生たちで編集した小学生の作文集「りんごの涙」。(編集委員は院生と11期12期の皆さん)
現在弘前で行われているヒロサキアーツポリネーションというイベントで、この作文集に触発されて作られた作品と出会ったそうです。12月5日まで開催とのことですので、興味のある方は是非。
ヒロサキアーツポリネーション
https://artspollination.com

11期生の福原です。
昨日、弘前で出会いがありましたのでお知らせしまーす。
昨日から12/5まで開催のヒロサキアーツポリネーションというイベントは、街中の趣ある建物などでアーティストの展示をするもので、900円のチケット(エコバッグ)で十数ヶ所回れるものです。
昨日は朝から雨模様でしたが、じっくり拝見できると向かいました。最初伺った弘前オランドでは子どもたちのワークショップをやっていて、眺めているうちにスタッフの方と話が盛り上り、向かいのお店では「りんご台風」をテーマにした作品を展示しているとの話題となりました。お、それは台風19号でしょ、うんうん、当時弘大生で自主ゼミで「りんごの涙」とか作文集作ったよなぁ、なんて話になりました。
すると「ええっ! これに触発されて作品を制作したんです」と奥にいた彼女が持ってきたのは、あの小学生の作文集「りんごの涙」ではありませんか!
付箋がたくさん貼ってあり、熱心に読まれた感じが伝わってきました。
彼女は仙台市出身で武蔵野美術大学で学ばれた佐竹さんという女性です。3.11の時は自分は東京にいたけれど、後に地元の方へ聞き取りをして、それにちなんだ作品も展示されています。
弘前れんが倉庫美術館の津軽学の展示の一節にもりんごの涙が取り上げられており、後世に繋がっているなんて、うれしいですね。
重好先生の素晴らしい功績にあやかって、幸せな時間をいただきました。感謝しています。
皆さんにもぜひ回っていただければなぁと思います。以上、弘前レポでしたー

管理人 2021/12/03(Fri) 10:21 No.515
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